kopfkino 五十嵐 彩乃
1987 東京生まれ
2010 東京造形大学デザイン学科室内建築専攻 卒業
大学卒業後、舞台美術や映像美術・装飾として多くの作品に携わり、少しずつ温めていた世界観を具現化させるため、2020年より作家活動を開始。
kopfkino (ドイツ語で「空想」の意味)として、植物や自然現象、空想の欠片をモチーフに、紙や鉱物を使用した空想植物の標本作品を制作しています。美しい植物の造形美を受け取り、形にし、自然物から色を拾い上げ着彩しています。
展覧会歴
2024 個展「白紙 weißes papier」msb gallery, 東京
2023 「もしも博物展」ウサギノネドコ京都店, 京都
「宝石商のキャラバン」キロプテル雑貨店, 大阪
「夜の博物館」ギニョール, 大阪
「雨の日の楽しみ方」ranbu, 大阪
SICF24出展 スパイラルホール, 東京
2022 トンボ鉛筆×minne FAN ART STUDIO 5月6月掲載
2017 グループ展「touch」SMART SHIP GALLERY, 東京
ステートメント
今回「星座や神話」がテーマとのことで、小さな宇宙をイメージして作品を制作致しました。
植物はきちんと環境を作れば、宇宙でも発芽して育ち、花が咲いて実もなることが確認されています。
問題は“無重力”という点です。植物は種子から芽を出す時に、きちんと重力を把握して地上へと伸びます。
約4億5千万年前に水中から陸地に上がり、陸上植物となりましたが、様々な環境ストレスに耐えるため、光・水・空気・重力といった環境を感受し、それを利用して自分の姿勢を制御するという仕組みを獲得したそうです。
無重力状態になると、どこへ根を伸ばしたらよいのかわからなくなり、茎と同じように上に根が出てきたり、螺旋状に蔓が伸ばせなくなったりという地球上では見られない現象が起こるそうです。
今回の作品では、普段見られない地下の根が宇宙空間で育ったように自由に生える様や、身近な小さな植物達のミクロコスモスの世界を感じて頂けたらと思います。
また、地球という星の欠片の煌めきや美しさをお楽しみ下さい。
kopfkino 五十嵐 彩乃
▪️お問合せ番号:K05
『鉱石植物 水晶/緑泥石』
9x14.5cm ガラスドームSサイズ
水晶/緑泥石、紙、ワイヤー、顔料
¥30,000 税込 (Sold)
▪️お問合せ番号:K06
『鉱石植物 霰石(アラゴナイト)』
3x14cm 試験管サイズ
霰石(アラゴナイト)、紙、ワイヤー、顔料
¥10,000 税込 (Sold)
▪️お問合せ番号:K07
『鉱石植物 紫水晶(アメシスト)』
3x14cm 試験管サイズ
紫水晶(アメシスト)、紙、ワイヤー、顔料
¥10,000 税込 (Sold)
▪️お問合せ番号:K08
『鉱石植物 輝沸石(ヒューランダイト)』
3x14cm 試験管サイズ
輝沸石(ヒューランダイト)、紙、ワイヤー、顔料
¥10,000 税込 (Sold)
▪️お問合せ番号:K09
『鉱石植物 藍銅鉱/孔雀石(アズライト/マラカイト)』
3x14cm 試験管サイズ
藍銅鉱/孔雀石(アズライト/マラカイト)、紙、ワイヤー、顔料
¥10,000 税込 (Sold)
上記の作品は会期中会場にて、会期終了後ArtScenesオンラインにて販売いたします。
随時、当方への問合せによるお求めも可能です。